最近、アルツハイマー病治療薬「レカネマブ」という新薬が、アメリカのFDAで承認されたというNEWSが流れました。
レカネマブは、アルツハイマー病患者の脳に蓄積される「アミロイドβ(ベータ)」と呼ばれる原因物質を、除去するよう設計された抗体医薬だそうです。
副作用として、脳浮腫や微小出血などのリスクがあることが説明されていますが、それでもアルツハイマー病の進行を遅らせる薬ということで、すでに認知症を患うご本人やご家族にとっては朗報でしょう。
ただ、この薬は時間を巻き戻して完治させることはできないそうで、さらなる新薬が待たれるところです。

ただ、アルツハイマー型認知症の進行は新薬の誕生を待ってはくれず、恐ろしいほど急速に増えていくことが予想されています。
平成29年高齢者白書では、2012年に日本の認知症患者数は約460万人だったのが、2025年には約700万人となると予想されています。これは、65歳以上の高齢者の5人に1人になる計算になります。
さらに、2030年には830万人、2050年に1016万人が認知症を発症すると予測されており、なんと85歳以上の人の約55%が認知症になるという計算になります。
超高齢化社会の日本で過半数以上の高齢者が認知症になったとしたら、日本の財政や医療介護現場はどうなってしまうのでしょうか。

将来のことを憂うよりも、私たち自身がアルツハイマー病にならないように、予防することが大切です。 原因物質のアミロイドβは、何十年も時間をかけて、脳内に蓄積していきます。ということは、高齢になってから対処するのではなく、ミドル世代、いやもっと若い時から対策をしておく必要があります。
記憶に新しいところで、認知症の予防対策として「脳トレ」が流行りました。たしかに、クロスワードパズルや塗り絵などで、脳を活性化することは大切です。運動も、脳内の血流や免疫ホルモンの活性化に役立ちますので、とても良いでしょう。しかし、根本的にアミロイドβが脳内に蓄積することで認知症になることが明らかである以上、私たちが一番やるべきことは、アミロイドβを脳に溜めないようにすることです。

ありがたいことに、さまざまな研究でアミロイドβはノンレム睡眠の一番深い眠り(深睡眠)の時に、脳脊髄液にのって脳外に排出されることがわかっています。
そうです。私たちが予防のためにすべきことは、毎日の睡眠で深睡眠をしっかりと長くとるということなのです。それにより、アルツハイマーの新薬を待たなくても、自分で予防ができるということになります。

深睡眠というのは、ノンレム睡眠の中でも一番深い眠りを言い、眠りについてから3時間の間に出現します。脳も体も休んでいる状態で、免疫や成長ホルモンが出たり、細胞の修復再生が行われるとても重要な眠りです。(徐波睡眠とも言います)
この深睡眠は、残念ながら高齢になるほど短くなっていき、眠りが浅くなりがちです。また、中途覚醒が多くなっていくのも特徴なため、睡眠に対する対策が重要になってきます。
そこで、その対策の一つとして、今までとは全く違う枕をご紹介します。

不思議な形のこの枕は、頭だけを立体的に包んで空中で支えます。布のくぼみの中で頭がすっぽりと包み込まれて、三ケ所から吊り上げた構造になっています。
横から見ると、こんな感じです。

下から4~5㎝くらい上に浮いていますが、高さや角度の調節はひもや布を結ぶ位置で自由に調節できるので、マットレスの固さや好みに応じて、寝やすい状態に変更できます。
さらに、首に負担をかけないようにした世界で初めての枕で、東海大学の高雄元晴教授の研究で、深睡眠の時間が普通の枕の約1.5倍に長くなることが検証されています。

また、中途覚醒時間も普通の枕の1/3に減少することもわかっています。睡眠の質が驚くほど改善されることが、科学的に証明されているのです。

ちなみに、ハンモックピローαというのは、ハンモックピローにHugネックというクッションを組み合わせたものです。就寝時にはこのHugネックを首の下に置くことを推奨しています。安定感と気持ちよさがパワーアップするのです。

ここまで、アルツハイマー病の予防についてお話してきました。
アミロイドβというたんぱく質のゴミを脳内に蓄積しないことが重要で、そのゴミは深睡眠の時に脳から外に流れ出ていきます。
そして、深睡眠という深い眠りはなかなか自分で得ようと思っても得られるものではありません。しかし、ハンモックピローαで寝ると一般的な枕の約1.5倍の長さになるという研究結果が出ています。
ハンモックピローαは開発から3年余りのため、アルツハイマー病の直接的な因果関係についてまだ検証されてはいません。ただ研究には10年単位で時間がかかると考えられるため、お待ちになるかはご自身のご判断になります。
しかし、2050年には85歳以上の半数以上がアルツハイマー病になるというのは驚愕でした。アミロイドβは知らぬ間に蓄積されていきますので、私たちにできることは、深睡眠を長くとることで、脳にゴミを溜めないようにするしかありません。
ご自身とご家族のためにも、遠い未来ではないアルツハイマー対策を始めていきましょう!
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