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眠れない時の対処法

更新日:7月4日




あなたは、毎日の眠りに満足していますか?

実は、日本人の5人に1人は、睡眠に悩みを持っていると言われています。

眠りは人生を左右させるもっとも大切なもの。

自分や、自分の身近な人のために、眠りに対してどう向き合ったらいいのか。

一緒に考えてみましょう。



睡眠の悩み



もしも、あなたの身近な人から、

「最近、よく眠れなくてつらいんだよね」と、相談をもちかけられたら、

あなたはどう感じますか?


気の毒だなぁ、と思うと同時に、

何かあったのかな?

ストレス?

もしかしたら精神的な病?

などといった連想をするかもしれませんね。


一般的に、「眠れない」という言葉から人がもつイメージは、

どこかネガティブで、不健康なイメージがあるのかもしれません。


だからこそ、

眠れない人=病んでいる人

というレッテルをはられたくない、という思いから、

眠れなくて悩んでいる人は、たとえ苦しんでいても人には話さないで、

自分の中でとどめておくのかもしれません。




眠れないつらさ


しかし、本当は、眠れない人にこそ、眠るための情報が必要なのです。


睡眠は、人生の三分の一の時間を占めているのですから、

眠れないことは、たいへん深刻な問題です。


眠ろうとしても眠れない、そんな時には、脳は休まることはありません。

深夜は神経が冴えわたって、敏感になっているので、眠れないつらさを増幅させます。


いろいろなことが頭の中をよぎって、悪い方へ悪い方へと考えてしまったり、

何度も何度も寝返りをうち、布団をかけ直して、枕の位置を変えて、

息苦しくなってきたり。


悶々とした苦痛の中で朝を迎えたら、

その日一日、元気でいられるはずはありません。


睡眠中に、脳と体がしっかりと休養することができていないので、

エネルギーが蓄積できていないのです。


人間だって、スマホと同じように、充電が切れたら使えなくなります。

睡眠は、人間にとって充電する時間なのです。




睡眠不足の弊害


睡眠不足では、当然のことながら、翌日のパフォーマンスは下がります。


簡単にできるはずの仕事が、いつもの何倍も時間がかかってしまう。

つまらないミスをして、上司に睨まれるかもしれません。


人間関係にしても、普段通りの対応はできなくなるかもしれません。

いつもは笑顔で接することができても、表情がこわばってしまって、相手を不快な気分にしてしまったり、関係がギクシャクしてしまうこともあります。


何か集中しなければいけない時に、上の空になってしまい、間違いを起こしてしまうこともあるでしょう。

睡眠不足が重大な事故につながることもあります。

スリーマイル島の原子力発電所における事故、チェルノブイリ原子力発電所のメルトダウン、スペースシャトル・チャレンジャー号の爆発事故など、取り返しがつかない惨劇が起こることもああります。


眠れないつらさは、もはや自分だけの問題ではなく、

人や会社や社会を巻き込む、大惨事に発展しかねない問題なのです。




年齢を重ねると睡眠の質が低下する



眠れない原因は多岐にわたりますが、一般的に、人は年齢を重ねることで、睡眠の質が低下しやすくなります。例えば、以下のようなものです。


  1. 布団に入っても、なかなか入眠できない。

  2. 夜中に途中で目が覚めてしまう。

  3. 長い時間、もちながら。ができない。

  4. 朝起きても、熟睡した気がしない。

  5. いつも、疲れが残っている。


若い時には、何時間でも寝ていられたのに、

どうして眠れなくなってしまったのだろう、

と、比較して考えてしまいがちですが、

年齢と共に、睡眠の質が低下するのはとても自然なことなのです。





高齢になると睡眠の質が低下する


若年者と高齢者の睡眠の比較(e-ヘルスネット 厚生労働省)



上の図に見られるように、人は年齢を重ねると自然と眠れなくなるものです。

高齢者では、実に3人に1人が睡眠に悩みを持っているとのデータもあります。


そんな中でも、睡眠の質を向上するためには、

首をゆるめる「ハンモックピロー」がおすすめです。



睡眠の質を向上させる「ハンモックピロー」とは


ハンモックピローは、年齢を問わず、多くの方が悩んでいる肩こりを解消したり、

首の緊張をゆるめるために、頭の重さから解放する枕です。


合わない枕を使っていると、首が緊張した状態なので、

副交感神経が優位になりにくいため、質の良い睡眠がとれません。

睡眠中には、必ず副交感神経が優位になっているはずなので、

それでは、睡眠には逆効果です。

首には、副交感神経の中枢があるため、首をゆるめることが睡眠に大切です。


ハンモックピローは、頭の重さを首にかけないため、首の内側から緊張がゆるんでいきます。そのため、ハンモックピローで寝た時に、ノンレム睡眠が1.5倍長くなるのです。

また、夜中に起きる時間が二分の一になるという検証がされています。


睡眠の質が低くなってくる中高年以降の方にこそ、ハンモックピローは有効です。ノンレム睡眠の時間帯に、認知症の中で一番多いアルツハイマー型認知症の原因物質であるアミロイドβという物質を脳から排出することがわかっています。そのため、ノンレム睡眠の時間をより多くとることは、認知症予防に重要な役割を持つと言えるでしょう。


また、中高年以降の方は、筋肉の低下などで姿勢が悪くなってくるので、肩や腰などさまざまな場所に痛みを起こしやすくなります。だからこそ、自分で毎日できるセルフケアとして、ハンモックピローを使用した体操を行い、健康で痛みのない毎日を過ごしていただければと思います。




頭の重さを取り除いて首をゆるめる枕

ハンモックピロー











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